日本古来の高床式住居のように、昔から建物は日本の気候に合った湿気対策が重要視されてきました。湿気は腐れを発生させ建物にダメージを与えます。空き家のように使われていない建物は換気がされないため、放置された湿気で建物が劣化してしまいます。ソーラーウォーマーは電源を使わずに太陽エネルギーで温風を作り、その温風の乾燥・除湿・換気効果によって建物と住む人の健康を守ります。
ソーラーウォーマーは暖めた空気を送り込むために使用する電気を集熱面についている発電パネルで発電しています。
集熱から発電まで全て一体となったシステムなので外部電源をまったく使用しません。
これによりランニングコスト0を実現する事ができます。
ソーラーウォーマーは全てを太陽エネルギーでまかなう装置。
太陽エネルギーを温風に変え換気するソーラーウォーマーは、室内の湿気をドライヤー効果で排出し換気をするので湿気対策やカビ対策にとても大きな効果を発揮します。
しかも、雨の日や夜には自動で止まるため、窓を閉めたり、換気扇のスイッチを切ったりと人の手を必要とせず、別荘など日常生活では管理が難しい場所でも使用が可能です。
一番大きいサイズのソーラーウォーマーでも重さは14kg。
一人でも十分に持ち運びできます。設置は取り付け面にパネルから室内に送風するためのダクト用の穴を開けるだけで、簡単に短時間で取り付けることができます。
構造も単純であることから壊れにくく、メンテナンス性にも非常に優れています。
数百の細かな孔の開いたアルミプレートの外側から冷たい外気を取り込み、透明なポリカーボネート製のカバーで覆った発電パネルで外気を温め、太陽光発電でファンを回し送風するというとてもシンプルな構造です。暖房出力は最大で1kWh(1000Wh)を実現します。
通常タイプ
床下供給タイプ
取り付けは外壁に穴を開け金具で引っ掛けるだけ。室内に直接吹き出して換気と補助暖房を行います。また基礎断熱された建物や床下暖房の場合は床下へ供給する方法もあります。この場合、床下暖房の負荷を軽減したり、基礎断熱された地下室や床下空間でコンクリートの湿気を一年中乾かす効果が得られます。
※日本で一番寒い旭川でもここまで能力がでています。
場所と用途に応じて4種類のソーラーウォーマーをラインナップしました。※図は同率のプロモーションです。
型式 | SV3 | SV7 | SV14 | |
---|---|---|---|---|
サイズ (高さ)×(幅)×(厚み) | 700 × 515 × 55 | 1020 × 700 × 55 | 2010 × 700 × 55 | |
重量 | 5.5kg | 9.5kg | 14.0kg | |
取込み口径 | 125mm | |||
集熱能力 | 最大集熱量 | 250W | 500W | 1000W |
最大加温能力 | 外気温に+約15℃で吹き出し | 外気温に+約15℃で吹き出し | 外気温に+約30℃で吹き出し | |
最大対応床面積目安 | 15畳(25m²) | 24畳(40m²) | 42畳(70m²) | |
ファン風量 | 20-35m³/h | 40-90m³/h | 60-110m³/h | |
コントローラー | ON/OFFのみ | ON/OFFのみ or 調整機能あり (※オプション) | ON/OFFのみ or 調整機能あり (※オプション) | |
備考 | アルミフレーム+ポリカーボネート製保護パネル、ソーラー発電+ファン付 | |||
設置方法 | 壁付けorアングル設置(オプション:斜め設置用アングル使用時) | |||
用途 | 物置・床下・ガレージ・ホビールーム | 住宅・別荘・空家・倉庫・洗濯干しスペース | ||
オプション | サーモグリル・電磁グリル・斜め設置用アングル |
温度センサーで自動開閉するグリルです。
発電パネルの電力を使用し、運転に連動してグリルが自動開閉します。
斜め設置用アングルでパネルの設置角度に傾斜をつけることで更に効率的に太陽熱を取得できます。